現在、北広島市民の皆様も北広島市の火葬場仁別火葬場の老朽化、利便性の悪さから、札幌市の里塚斎場を利用する事が可能なのですが、令和6年3月8日より

里塚斎場での火葬をご希望の場合、事前予約が必要になります。従来であれば先着順での火葬受付だったのですが、今後は予約がないと原則火葬することが

出来なくなります。

これに伴い、運用してみないと不確定な部分もありますが、最悪の場合、従来のお葬儀にかかる費用にプラスして、ご利用の皆様の数万のご負担増となる可能性が

あるので、こちらからご案内させてもらう事としました。

事前に葬祭業者あてのシステム導入に伴う、札幌市からの説明会が開催され、弊社も参加してきたのですが、火葬場使用予約をパソコン、携帯のアプリにより

仮予約、本予約と必要項目を入力し、確定することで火葬予約を確定するという流れで運用するとのことでした。これらの作業は我々業者が行うのですが、この事前入力をする際に、必要となる項目が問題となるのです。入力項目としては

①火葬場利用日時

②お棺のサイズ

③故人様の現住(札幌市内または市外の区分)

④故人様の氏名

⑤生年月日

⑥死因

⑦施行担当者の名前

上に挙げた7項目の入力が仮予約時に必要なのですが、③～⑦に関しては診断書で確認できますが、

①に関しては宗教者、使用式場を確定してからじゃなければ決まらない。

②にかんしては故人様へのご処置後じゃなければ確定できないのです。

時間帯によっては、仮予約がとれず、従来の日程では施行が出来ない可能性があるのです。したがってお客様が注意しなければならないのは、葬儀社の案内のまま

民間安置所を利用した場合、火葬場の予約が取れなかった場合、今までは発生しなかった安置料が負担増となる可能性があるのです。いったんご自宅にお連れできればよいですが、自宅安置が不可能な場合もあると思います。

このことを皆様が知っておくことが必要だと思うのです。火葬までの日にちが伸びれば、お金もかかるという事です。